用語解説

サブゼロ処理は、焼き入れ後の残留オーステナイトを減少させるために行うもので、

焼き入れ後ただちに0度C以下の温度に冷やすため深冷処理ともいいます。

ゲージや、軸受け、精密機械部品などの寸法精度の厳しいものに対して、

経年変化の防止を目的に行われます。

Sub-Zeroというのは、サブは下、ゼロは0度C以下ということです。

焼き入れして、すみやかにサブゼロを行い、そのあとに焼き戻し処理をおこないます。

サブゼロにはドライアイスやフレオンガスを使用し、この中に製品を入れて1時間程度行います。