Anser (回答)

SKD11は主として冷間鍛造用金型材で合金鋼です。
炭素は1.5%・クロム12・バナジウム0.4・モリブデン1%程度の高合金鋼です。

図面上の硬度はHRC61~63という記載があります。
通常では低温焼き戻し処理をします。
しかしながら、処理温度が200度程度のDLCがありますので
高温戻しをしたほうが熱による変化が極力少なく済みます。
最近では、150度でDLC処理をするメーカーもありますので、
SKD11の硬度を61~63を保持しながらDLCが可能です。