製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

パンチは通常はダイと対で使用されることが多い部品です。パンチとダイの関係精度が悪いと加工される部品の出来栄えにも影響がでる程、重要な部品です。
材質SKH51はハイス、高速度工具鋼ともいわれ硬度HRC60～64程の硬さがあります。
SKH51は耐熱性、耐摩耗性、靭性がありプレス加工に適しています。
パンチは精密部品であるため幾何公差の直角度、平行度、同軸度は0.02で精度を出し、面粗度も表面処理の密着性を上げるためにRz0.8に仕上げています。表面処理のP-TiCコーティングは処理温度が500℃以下の低温であり、熱変形が少なく寸法、形状精度維持に有利です。硬度もHv2800～4000程で非常に硬い皮膜で硬さと滑り性が相まって耐摩耗性が極めて高い処理です。TiC処理を施すことでパンチの寿命が伸びお客様の求めている条件に合った製品ができました。また、リピート品として頂けるようになりました。

大野精工では、TiN、TiCN、CrN,TiAlN、アルクローナ、DLCなどその他各種の表面処理も加工から一貫して製作いたします。